書家 山本祐司 −正統と品格 清新な雅趣の創造− 本文へジャンプ

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2006年掲載

個展を開催して (2006年・愛知県にて)

 

2006年10月12日〜15日に地元の愛知県安城市で初めての個展を開催しました。

今回のテーマは「大学・大学院・現在の書」。

展示室の壁面は4面ありますが2面はガラス張りになっていて、
高級な美術品を展示する美術館のような雰囲気です。

漢字、仮名、刻字、篆刻、扇子や行灯などさまざまな表現の作品を展示しました。

一番長い掛軸は475cmで、石川丈山の漢詩「富士山」を書いた作品です。
これは2002年、愛知教育大学時代に制作しました。
他にも大きな作品を数点出品しました。

一番細長いものは2004年に制作した240cmの巻子(巻物)です。
筑波大学大学院時代に古今和歌集の巻第十二の部分を書いた作品です。

 

手元に所蔵している一番古い作品は2001年の制作です。

2001年から毎年の作品をランダムに並べましたが、会場を眺めていると、

各年代で少しずつ作風(制作意図)が変わっているのがわかります。

会期中に約500名の方々にご来場いただきましたが、
観る方によって作品の好みはそれぞれ違うことを
改めて知ることができました。

まだまだ未熟だと感じていますが、
ご来場の多くの方から好印象のお言葉をいただき、
これからも多様な作品を書いていこうと決心しました。

今回、会場の作品を眺めていて
新作のイメージが浮かんできました。

好きな言葉を自分なりに表現する、
魅力ある個展を続けていくことができたらと思います。