山本祐司 書道 作品 実演 教室





書体の見本

2006年執筆

書体一覧表

最古の漢字は3300年前の甲骨文字です。

2200年前、秦の始皇帝は中国統一とともに

文字の形も統一しました。その文字の形を

小篆といいます。その頃、隷書という書体も

誕生します。漢字で一番遅く誕生したのが

楷書で、今から1800年前に完成しました。

日本では、800年代には片仮名と平仮名が
誕生しています。


篆書(てんしょ)

見本は篆書の一種の甲骨文です。
篆書には、甲骨文、金文、小篆などがあります。


隷書(れいしょ)

2200年前の秦時代に篆書から生まれました。
扁平で横に広がった字形が多いのが特徴です。

木簡や竹簡ではやや縦長に書かれているものもあります。
2200年前から1800年前まで普通に使われていました。


草書(そうしょ)

漢時代に隷書の速書きから生まれた書体です。
相当に字形を省略してくずしています。

日本では、仮名が完成した平安時代から江戸時代まで、
行書や仮名とともに普通に使われていました。


行書(ぎょうしょ)

漢時代に隷書の速書きから生まれた書体です。
現在の日本では公式の書体ではありませんが、

日常生活の中でしばしば使用する書体だと思います。


楷書(かいしょ)

現在、公式に使用されている書体です。
隷書から生まれました。
漢字の5書体の中で、一番遅くに生まれています。


仮名(かな)

平安時代、800年代の後半に漢字から作られました。
仮名は、漢字から作られました。
カタカナも漢字から作られています。

「仮名」は「ひらがな」と「変体仮名」の総称です。
「ひらがな」と「変体仮名」については「書道用語」をご覧ください。